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SPECIAL妄想キャリブレーション「魔法のジュース制作秘話」

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妄想キャリブレーション「魔法のジュース制作秘話」

SPECIAL対談

秋葉原の路上で、照明にてらされながら「光るスカート」を着用して歌い踊る6人の女の子。
2015年4月7日に発売される妄想キャリブレーションの7枚目のシングル「魔法のジュース」のMVは、秋葉原ならではのアイコンを大量に詰め込んだ映像作品だ。秋葉原のディアステージから生まれた妄想キャリブレーションらしい映像であると同時に、楽曲もオリエンタル風味が効いたサウンドで、視覚と聴覚の両方からの刺激が妄想キャリブレーションの魅力を浮きあがらせている。

今回は、妄想キャリブレーションのメンバーに加え、サウンド・プロデュースを担当するWicky.Recordsの利根川貴之、MVを監督した篠田利隆を迎えて、「魔法のジュース」の制作過程について話を聞いた。5月15日の赤坂BLITZワンマンライヴを前にして、なぜ今「魔法のジュース」は届けられたのだろうか?

文・取材 / Akimasa Munekata 写真 / Mariko Ueda

—今回、カヤックの天野清之さんによる絶対領域拡張計画「光るスカート」をMVで使うことになったのはなぜでしょうか?

篠田利隆 前回のMV(『悲しみキャリブレーション』)から新メンバー(雨宮伊織と水城夢子は2014年10月18日加入)が加わって、次の妄キャリをより爆発させたいというタイミングで、この後の流れを作れるものを撮りたいと考えました。また、「魔法のジュース」だけに魔法感や秋葉原感を出したくて、凄いテクノロジーではなく「ちょっとデジタル」なガジェットを探していたとき、天野さんの「光るスカート」に出会ってお願いしました。秋葉原と言えば電気街ですし。今回ただMVを出すだけではなく、爆発力を持たせるためのものが天野さんの「光るスカート」でした。

—「光るスカート」が「絶対領域拡張計画」と銘打っていても、「魔法のジュース」では太ももを強調していないのは意図的でしょうか?

篠田利隆 妄キャリでは絶対領域はサブイメージで、シンプルに「スカートが光っているアイドル」のほうが秋葉原やアニメの世界観に近いと考えました。「可愛いは正義」だと思うし、アイドルは顔が見えている必要もありますから。

—照明を用意して夜の秋葉原の路上で撮影しているのにも驚きました。

篠田利隆 どうしても今回はベルサール秋葉原の前で撮りたかったんです。秋葉原出身のアイドルは多くても、あそこでMVを撮ってる人はいないんじゃないかと思うんです。妄キャリに「秋葉原代表感」を手中に収めさせたくて、僕らから提案させていただきました。東京カルチャー、近未来、ヲタクカルチャーのイメージをギュッと詰めたイメージにしたくて。日本人だけではなく、海外の人にも喜んでもらえるかなと思いました。

—メンバーの皆さん、「光るスカート」のMVへのファンの皆さんの反響はいかがでしたか?

胡桃沢まひる ファンの方からは「とにかくMVが可愛い」という声をたくさんいただきました。サポートしてくれる皆さんの力も大きくて、今までの妄キャリにないタイプのMVだと思うんですよ。話題になって自分でもビックリしました。Twitterのリツイートも「お気に入り」も、YouTubeの再生回数も数字に出るので、好評だからこその結果だと思います。「中毒になる」とたくさん言われました。学校のお友達も見て「可愛い!」って言ってくれて、一般にも受けやすいみたいです。

雨宮伊織 「光るスカート」がすごい! 曲も今までと全然違うけど妄キャリっぽいです。とにかく「可愛い」と言われました。全部が可愛いです!

星野にぁ メンバーの個性が出てて、等身大な感じで、その可愛いらしさが出ていて好きですね。

双葉苗 BメロのところでCGの映像が流れてきて、あんなにきれいになるとは思ってなかったから「どうなってるんやー!」と思いました。それぞれの個性が出てるのも好きなポイントです。

水城夢子 できあがったMVを見たのは公開直前で、CGで雰囲気が変わっていて驚きまして。「個性が出てる」とファンの方から言われるし、「ライヴで見るのとも全然表情が違う」とも言われました。

桜野羽咲 私は秋葉原ディステージ出身なので、秋葉原で撮れたことが嬉しかったし、ファンの方も喜んでくれて良かったです。

篠田利隆 利根川さんとすごく相談して、これまでよりカルチャーな面を出してみました。アイドルだけではなく、周囲のカルチャーも濃縮しました。